国内融和、政策実現へ 国と地方議会の構成が焦点

 今回の総選挙を受け、ミャンマーの政治は、選挙後の制度運用と政策運営の具体化を見通す局面に移りつつある。とりわけ、連邦議会の招集時期と、州·管区政府の形成プロセスは、今後の政治運営を理解するうえで重要な要素となる。  ミャンマーの連邦議会(Hluttaw)は二院制で構成され、人民代表院(下院)と民族代表院(上院)から成る。憲法の規定により、上下両院とも定数の25%は国軍が指名する軍人議員枠で占められ、残る75%が選挙によって選出される。このため、議席構成を把握する際には、選挙による議席と、制度上あらかじめ割り当てられた軍人枠を区別して捉える必要がある。